2008/08/10

アクセス解析を最終的には社内でやるべき3つの理由

Avinash KaushikのWeb Analytics AN HOUR A DAYから。

1.ウェブ解析の戦略的実行には会社の他のデータとの統合が必要になる。単独ではもったいないのだ。成功パターンを計測するためには、会社の他の部門のメタデータやコールセンターからの情報、会計データといったものも必要になる。しかし外部のコンサルタントのほとんどは、こうしたデータに接することはできない。

2.ほとんどの最近のコンサルタントは、経路分析や他のいくつかの分析結果で役に立つ。しかし実に効果的なウェブ解析のためには、統合された傘の元で、アンケート調査やユーザビリティー・テストなど定性分析が行われることだ。

3.多くの人が信じているのに反して、意志決定プロセスは構造化されたものではない。意志決定は会議や通路での雑談あるいは1対1の会議で行われる。こういった場合にはその会社の知恵が決め手となる。会社の知恵とは、その会社で今何が起きていて、昨年は何が起きていたか、情報システムがどんな混乱状況にあるのか、どんな風変わりな試験が行われているのかといったことだ。こういったすべての重要な文脈は、悲しいことに会社の中の人間のネットワークの中でしか知り得ない。そのため報告書と実際の行動とのギャップを頻繁に埋める必要が出てくるのだ。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

So good......

ビジネスマナーの社内文書 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。