昨日アクセス解析関連でユーザのトレーニングを行った。
ツールを売っているベンダー、販売代理店においては、当然扱っているツールに関する操作説明やトレーニングは行っているのだが、まだまだ汎用的にそもそもどう使って、どうアクションに繋げるのというプロセスや思考パターンは教えてくれないのが殆んどだろう。また理論を教えてもらってもまず実践できないので、実践の参考になるような具体的(実際の数字やパスパターンから改善点を見つけるなど)なトレーニングも聞いたことがない。
今WAAが提携しているブリティッシュコロンビア大学の通信教育コースの一番初めのコースを受けているのだが、結構古いいろんな人や会社の資料を章や節にして教材にしているだけで、まだ石井さんの「アクセス解析の教科書」の方が、よっぽどまとまっていると感じるほどレベルは低い。次の中級編でどうなるか要経過観察だが、私がデジハリで12時間やっている一貫したコースにもほど遠い。一貫性やストーリが皆無で、何これっていう感じ。
勿論ユーザ側もそこまで行っていない場合が多いのだが、実践的なトレーニングには12-20時間は必要でしょう。デジハリの12時間でも配布資料の半分は説明できないですから。しかしそれだけのものを教えられる人材も少ないし、固定で抱えられるようなことろも殆んどないでしょう。
今回エンドユーザのお客様は全体で4時間、今後も何度もトレーニングはするみたいなので、きちんと全体をコーディネートする方がいて、全社から関連する方を集めて、皆さん個々のレベルを上げる非常によい取り組みをしていると感じた。私のパートはツールとは別に、解析の流れなどのポイント一般論を90分で話した。後半はそれを実際のツールで行うとおいうことで、ベンダーさんの方へバトンタッチという流れ。
無理を承知で演習(質問)を8つ用意し、何とか定時で50ページ以上の資料をこなしたが、アクセス解析カンファレンスの105分の有料セミナーと同様しんどかった。まあ2.5時間の内容だろう。それでも終了後感触を伺ったが、それ程詰め込み感はなかったようだ。相変わらずプレゼンは下手だが、ドタバタ感を隠せる程度に少しは上達しているのだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿