2008/03/21

グーグルアナリティクス(Google Analytics)のベンチマーク表示が始まった

なるほどこういう形式のアウトプットだったのか。
1.比較したいカテゴリーは自分で選択する
2.同程度のアクセスのあるサイト群と比較するらしい

1.のカテゴリーはそれなりの数が既にあり、今後も増えるようだ(二つ目の図参照)。
2.は一つ目の図から想像したものだが。しかし同程度のアクセスというのは幅があるのだろうから、ユニークユーザ数やページビュー数の絶対値を比較してもあまり意味がないのだろう。また「同程度のアクセス」というのは、どの指標の数字をベースに使っているのか、何カテゴリー作っているのかなどはブラックボックスで公開しないのだろう。

じゃあこれらのデータをどう使うのかだが、三つ目の図はこのブログのセッション数の日別推移なので、私なら例えばアクセスパターンを比較するという使い方になろう。

青線のこのブログのユーザは土日にはあまりこないビジネス色が強いが、比較対象となっているのは恐らく一般的なブログが多いので、平日や土日関わらずアクセスがフラットなのだろうと予測がつく。

アクセスがどんどん増えた時は、一つ上のランクの比較先と比較されるようになるのかなど、詳細の仕様は気になるが、あまり詮索しても仕方ないだろう。

もう一つの例で、直帰率の比較を一番下に付けたが、ブログはやはり全体的に直帰率は高いようで、69.5%となっていた。しかしベンチマークとの比較がまたしても、ポイント表示(%と%の差)ではなく、%と%の増加率%で表示しているので、一瞬混乱した。
直帰率のように増えると「悪化」を意味する指標も、単純に増えると+表示になるのは、仕方ないのだが、やはり気持ち悪い。悪化はマイナス表示することに慣れている私としてはつらい。

また比較するカテゴリーを選べるということは、一つずつ選択して結果を表示してしまえば、全てのカテゴリーの同程度のアクセスのサイトの平均値がわかるということだ。実際別のカテゴリーを選択すると違う数字がベンチマークに出てきた。

この機能は良し悪しだなあ。自分のサイトがどのカテゴリーに分類されているのはわからないという問題点がある一方、このサービスに参加すれば、各カテゴリー平均が全部わかるというメリットも計り知れない。

またこのカテゴリーが、今後ウェブサイトの分類の標準になるかもしれないという点で恐るべしグーグルといったところか。ざっとしか見てないので、誤認識もあるかもしれないが、間違いがあったらご指摘頂ければと思う。








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