2008/03/04

2007年の国内PC出荷台数、前年比1.0%減の1,414万台

IDC Japan日本のパソコンの出荷台数予測を発表した。

2007年は家庭市場が前年比2.6%増、ビジネス市場は買い替え需要の谷となり同3.1%減となった。また2008年の国内PC市場を前年比2.9%増の1,455万台と予測している。

家庭市場は、2006年にトリノオリンピックなどの影響で家電製品に個人消費が流出したが、2007年にはWindows Vistaの発売もあり、特にポータブルPCに需要が戻った。しかし、薄型テレビの低価格化がデスクトップの需要に影響を与えたため、家庭市場は 546万台、前年比2.6%増と若干のプラス成長にとどまりまった。

一方、ビジネス市場は、前年比3.1%減の867万台と、2年連続のマイナス成長となった。ただ、2007年第4四半期のビジネス市場は、前年同期比9.1%増であり、5四半期ぶりにプラスに転じているという。

2008年の家庭市場は北京オリンピックの影響を受け、成長が期待できない半面、ビジネスはリプレイスメントの周期性により、プラス成長を持続すると予測している。






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