IDC Japanは2月14日、2007年第4四半期国内PC市場速報を発表した。
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20080214Apr.html
2007年第4四半期(10月~12月)のx86サーバーを含む国内PC出荷台数は、前年同期比11.9%増の334万台。
家庭市場は、前年同期比16.2%増と回復を見せ、プラス成長になった。例年1月出荷開始となる春モデルの出荷時期を一部のベンダーが12月に前倒ししたことが今期の高い成長率に大きく寄与した。ビジネス市場も、需要の冷え込みから抜け出し、前年同期比で9.1%増のプラス成長に転じた。
IDC Japan PCsグループマネジャーの片山雅弘氏は「2007年第4四半期の家庭市場は、春モデルを前倒したことによりプラス成長となったが、エンドユーザーの動向を反映したものではない。2008年は北京オリンピックもあり、薄型テレビの影響など、市場の動向を慎重に見る必要がある。しかし一方で、ビジネス市場は好転し、2008年のPC市場全体をけん引する原動力が窺がえる」と分析している。
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