2007年の1年間に各金融系検索エンジンで検索された上位10の会社名の株を、トップ10内の比率で2007年初めに株を買ったと仮定して、その年間の成績を比較してみるという、現実にはできない設定の思考実験結果だ。
設定に無理があるので、私なら考えもつかないが、まずは結果を楽しませてもらおう。結果はGoogle Financeで検索された会社に投資すれば、1年後には45.2％もリターンがあったという結果になっている。
株の場合、恐らく株価が上がれば、話題になり、取引も多くなり、また株価が上がるという構造なので、その株価が急落しない限り、因果関係としては、「株価が上がっている→検索される」という事だろう。
つまり1年で総括すると、当然ポートフォリオの結果はかなり高いはずだ。過去に遡って結果的に人気だった株を買えないという無理な設定は思考実験なので置いておくとしても、突っ込みどころは他にもあるが、楽しめた。
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