2007/12/19

BtoC ECが2012年度に10兆円市場

野村総合研究所は12月19日、2012年までの国内IT主要5市場の分析と規模予測を発表した。

BtoC EC市場の拡大を牽引するのはモバイル(携帯電話向け)ECで、2007年度の14%から2012年度末には全体の2割となり、金額規模で2兆円を突破すると見ている。

インターネット広告は2012年に7,800億円市場になると予想。携帯電話向け広告の市場は、2012年には約1,800億円となり、全体の2割以上を占める規模に拡大すると予想している。

ブログ・SNSは2012年度で約1,800億円市場となり、年平均30%の成長と予測している。ブログサイト数は2012年度末に約2,200万サイト、SNS登録者数は約4,900万登録にまで拡大すると予測。特にSNSは、携帯電話向けサイトの充実、動画投稿サイトやECサイトなどとの連携によって拡大が見込まれるとしている。

パソコンや携帯電話向けを中心に成長してきたオンラインゲーム市場は、今後、据置型ゲーム機や携帯型ゲーム機の分野でも成長を続け、2012年度には約4,580億円まで拡大すると予測している。




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