2013/01/03

「イノベーション・オブ・ライフ」を読んだ

表層的なテクニック的な本ばかり最近読んでいたので、久しぶりに正月によい本と巡り合った。7つの習慣とは違うけど、本質的で根源的な話が書かれている。

まあ10講座の最後のまとめを読むだけでエッセンスは理解できるので(少なくとも自分のように人生をうまく歩めなかった場合は一つ一つに共感できるので)、付箋は10個しか付かなかったが、本質とは何十個もあるわけではない。

経験のない人には、その根拠というか肉付けとしての本文をすっ飛ばして読まない方が良いともいえる。

僕のように、失敗の方で共感してももう遅いので、特に20代の方、遅くとも30代の方に読んでほしい本だ。もちろんこうすれば人生はうまくいくなんていう処方箋は書いてない。

簡単に人生が成功するなんてのはあり得ない。こういう風に考えて歩んでいこうという根本が書いてあるだけだ。どう実践していくのかは自分なりにやっていくしかないのだから。

<目次>
第1講:羽があるからと言って・・・
第1部:幸せなキャリアを歩む
第2講:わたしたちを動かすもの
第3講:計算と幸運のバランス
第4講:口で言っているだけでは戦略にならない
第2部:幸せな関係を築く
第5講:時を刻み続ける時計
第6講:そのミルクシェイクは何のために雇ったのか?
第7講:子どもたちをテセウスの船に乗せる
第8講:経験の学校
第9講:家庭内の見えざる手
第3部:罪人にならない
第10講:この一度だけ



発行:翔泳社
著者:クレイトン・M・クリステンセン、ジェームズ・アルワース、カレン・ディロン
訳者:櫻井祐子
定価:1,800円+税
約25
0ページ

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