2010/12/01

2014~2015年度にリアルタイム分析技術が発展

2010/11/30の野村総合研究所のリリースから。

2015年度までの情報分析技術の進展と、そのインパクトを予測した「ITロードマップ」をとりまとめました。情報分析技術の進化により、従来よりも大量のデータを高速に分析できるようになったことで、今後、企業での情報の利活用が大きく変化することが予想されます。

情報分析の分野では、3つの変化が起きています。

第1の変化は、大手ITベンダーがデータベースソフトウェアとハードウェアを統合した製品を提供しはじめたために、分析対象のデータを蓄積するデータウェアハウスの導入が容易になったことです。

第2は、クラウド・コンピューティングなどの新しい技術を活用することにより、従来は実現が難しかった、大量のデータを分析する環境が整ってきていることです。

第3は、センサーの発達によって、家電や組み込みシステムからリアルタイムに収集できるデータが増えていることです。このデータを活用するために、よりリアルタイム性の高い分析に優れた技術が進化しつつあります。

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