2010年度上期国内パソコンは、出荷前年同期比17.3%増の706.5万台。上期としてはこれまで過去最高だった08年度上期(638.3万台) を、約68万台上回り過去最高の出荷台数を更新した。出荷金額は、前年同期比15%増の6,330億円と、出荷台数同様、二ケタの増加に転じた。しかし、リーマンショック直前の08年度上期の水準まで回復しなかった。
出荷ルート別では、個人向けを主力とする「個人系ルート」は、前年同期比14.2%増の352.2万台となり、3年連続の増加。企業向けを主力とする「ビジネス系ルート」は、前年同期比20.5%増の354.3万台と09年度上期の大幅な減少(14.7%減)から反転し、06年度上期、05年度上期に続く過去3番目の出荷台数規模となった。
個人と法人を合わせた下期全体では6%減の741.5万台を予想し、2010年度の通期は4%増の1,448万台を見込む。
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